京都ならではの飲食店集客|店頭とホームページ・SNSの使い分け

京都ならではの飲食店集客|店頭とホームページ・SNSの使い分け

京都で飲食店を営むみなさんへ

地元の人から長く愛される場所にしたいと思っていませんか?
同時に、京都という観光地の特性を活かして、インバウンド需要も取り入れたいところです。

私は京都生まれ京都育ち、京都駅からほど近い場所に住んでいる地元住民です。
仕事も京都でWEBデザイナーをしています。

最近の地元事情としては、
近所に新しいお店ができても、店頭が外国語だらけで入りづらいと感じることが増えました。
そう躊躇(ちゅうちょ)している間に、お店が閉店してしまっていた…、なんてことも多々あります。

お気に入りだったお店も、めっきり外国人向け仕様になり、他府県の友人に紹介しづらくなってしまいました。

飲食店はSNSでの発信やネット上の対策だけでなく、店頭や店内の見せ方も重要になります。
その結果、やることが多岐にわたり、結果としてどれも中途半端になってしまいがちです。

この記事は、そんな悩みを持つ京都の飲食店経営者の方へ向けて書きました。

この記事を読むと、こんなことがわかります。

  • ターゲットに合わせた集客道具の使い分け方
  • 外国人観光客が実際に使っている情報収集の方法
  • 国内のリピーターを増やすために必要な視点

私はこれまで多くのWEB戦略や、デザインの支援をしてきました。
そこに地元住民としての視点も交え、理想論ではなく、忙しい飲食店の日常に寄り添った現実的な方法をご提案します。

お店の魅力を届けるには、どの道具で、誰に、何を伝えるかの整理が大切です。
難しく考えず、まずは今の状況を整理することから始めてみませんか。

具体的な手順は本文で詳しく解説します。迷ったときは、お気軽に無料相談もご活用ください。

目次

ターゲットに合わせて、情報を届ける場所を決める

飲食店の前が英語の案内で埋め尽くされている様子

インバウンド客は、店頭アピールよりもネットでの事前情報提供が効果的

外国人観光客が京都を旅行する際、何を見て行き先を決めているか知っていますか?

京都市の調査によると、店頭を見てその場で入店する人はごく少数なんです。
事前にインターネットで調べた場所へ訪れる人が大半を占めます。

これは出国前だけでなく、来日後も同様です。

  • インターネットでの情報収集:61.9%
  • 友人や知り合いなど人からの紹介:25.4%

出典:令和7年(2025年)京都観光総合調査

8割以上の外国人旅行客が、事前に調べてから目的地へ向かう人が多く、
店頭の様子を見てふらっと入る外国人観光客はごく少数であることがわかります。

それにもかかわらず、街中では英語メニューを大きく掲げるお店が目立ちます。
インバウンドのわずかな層に向けた店頭対策に、力を入れすぎてしまっているのです。

看板やメニューが外国語ばかりになると、店先の印象が偏ります。
これが、地元の住民や国内の観光客が「入りづらい」と感じる原因です。

結果として、日本人のお客さんを取りこぼす危険性があります。

では、インバウンド対策はどうすればいいでしょうか。
外国人向けには、SNSやホームページなどウェブでのアピールが有効です。

ハラール対応の有無やアレルギー情報など、事前に知るべき情報が多く存在します。
SNSだけでは伝え切れない、丁寧な情報を届ける方が、長期的な集客につながります。

ここまでのまとめ

外国人観光客は事前にネットで調べるため、店頭よりもネットでの情報提供が有効。
詳細な案内はホームページ等に集約し、店頭は地元客も入りやすい見え方に整える。

長期的な経営安定には、国内リピーターや地元客の獲得が不可欠

国内の観光客や地元の住民も、お店を長く支える大切な存在です。

最近は、オーバーツーリズムによる、日本人の「京都離れ」を心配する声を多く聞きます。

しかし、実際のデータでは京都を訪れる人の約8割が日本人観光客で、
さらに、5回以上訪れているリピーターが多数を占めているのです。

これらのお客さんは、観光地向けに作られた「デフォルメされた京都」を求めていません。
地元の人が通うような、落ち着いたお店を探しています。

  • 「京都に来たら、絶対このお店もルートに入れるんだよね」
    →リピーターに愛されるお店
  • 「今度京都に行くんだけど、おすすめのお店ある?」
    →地元の人が聞かれた時に名前が挙がるお店

そうしたファンを増やすことが、お店を長く安定させる基盤になります。

だからこそ、インバウンド対策だけでなく、国内客や地元住民も意識しましょう。
外国語表記は目立ちやすいため、注意が必要です。

国内の観光客や、地元の住民からの見え方も、常に確認するようにしてください。

ここまでのまとめ

京都の観光客の約8割は日本人であり、何度も訪れるリピーターや地元客が経営を支えてくれる。
派手な観光地向けではなく、日本人も落ち着けるお店として見せる戦略が必要です。

今の時代、飲食店はSNSだけしていれば、十分なのか?

SNSで良い飲食店が見つからずに悩む男性

SNSは料理の写真を活かせるため、飲食店にとって非常に強力な武器になります。
ハッシュタグを通じて、良い店を探す人と偶然つながることもあります。

ただ、SNSだけでは対応できないニーズもあります。

SNSの機能は、複数の言葉を組み合わせた検索にあまり強くありません。
たとえば「四条烏丸 日本酒 接待」といった検索は困難です。

目的を持ってお店を探す人は、来店の可能性が高いにもかかわらず、
SNSだけでは、こうした熱心なお客さんを取りこぼす恐れがあります。

ここで役立つのが、情報の中心となるホームページです。

SNSや地図アプリで興味を持った人が、詳しい情報を求めて行き着く先となります。
そこに、食事制限の有無、貸切対応、子連れ歓迎などの詳しい情報があることで、
自分に合ったお店かどうか迷っている人の背中を押すことができます。

京都を訪れる日本人観光客の約7割は50代以上です。
SNSをあまり使わない層へ届けるためにも、ホームページが有効です。

ここまでのまとめ

SNSは写真での認知拡大に強い反面、細かい検索や詳細情報の提供はしづらい。
ホームページを情報のハブにすることで、来店意欲の高い人を確実に取り込むことができる。

まずは現状の施策を整理するファーストステップの提案

小さなことから始めて成功をつかむイメージ図

それぞれの道具の役割はわかっても、何から始めるべきか迷いますよね。

すべてを一度に完璧にこなす必要はありません。

STEP
今行っている発信や対策を紙に書き出す

今ご自身が、集客のために行っている行動を見直してみましょう。
店頭の英語メニュー、SNS、地図アプリの登録など、現状を書き出してみてください。

STEP
どんな役割を期待しているかを考える

STEP1で書き出した行動をすることで、どうなったらいいな、と思っていますか?

例えば、店頭ディスプレイは入りやすさ、SNSは認知、地図アプリは案内という具合です。
何のために、この対策をしているんだろう?と考えみてください。

STEP
役割を果たしているか確認する

最後に、それらがきちんと役割を果たしているか確認します。

実際に行っている対策は期待した効果が現れていますか?
これは定量の数字や客観的な視点で確認するのがおすすめです。専門家でなくても、お知り合いやお客様に聞いてみるだけでも十分です。

書き出すことで、様々な気づきが生まれます。
やっているけれど役割が曖昧だった、という発見が出てくると思います。
SNSやホームページなど、作っただけで活用できていなかった、という現状も見えてくるかもしれません。

状況を整理して課題を見つけることが、最初の正しい一歩です。
見えてきた課題から、一つずつ無理のない範囲で解決しましょう。

ここまでのまとめ

まずは今やっている対策を書き出し、それぞれの役割を整理することから始める。
一気に全部やろうとせず、見つけた課題を1つずつ解決していくことが重要。

長く愛されるお店を無理なく続けるために

京都で長く愛される飲食店を続けるには、インバウンド客も、国内客や地元住民も、どちらのお客さんも大切です。
両方を大切にするためには、相手に合わせて、情報を届ける場所を変える「役割分担」が必要です。

毎日の店舗営業をこなしながら、これらを完璧に行うのは困難です。
理想論だけではお店の運営は回りません。

無理な運用を始めてしまう前に、まずはお気軽にご相談ください。

地元に住む人間として、地域のお店が頻繁に変わるのは寂しいものです。
まずは今できることから整理していきましょう。

無理なく続けられる仕組みを、一緒に作っていきませんか。

coron designでは、ホームページを作るだけではなく、ホームページをどう活用するか、事業全体の流れを整理するお手伝いをしています。

  • お店の経営だけで手いっぱいで、WEBの対策まで手が回らない。
  • SNSやホームページを作ってみたけど、どれも中途半端になってしまっている…

そう感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。

ホームページの話をする前に、
まずはあなたのビジネスの現状を整理し、必要な「仕組み」を一緒に考えましょう。

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