紹介だけでうまく回ってるから、今のところ問題ないよ
もし今、あなたが自信を持ってそう言える状態なら、素晴らしい信頼関係を築かれている証拠ですね。
ですが、もしその紹介が「来月ピタッと止まったら」どうなるか、考えたことはあるでしょうか？
うまくいっていると思っていても、実はビジネスにおいて最もリスクが高い状態にあるかもしれません。
この記事は、このような方におすすめです
- 現在、紹介や口コミだけで仕事が途切れずに回っている方
- 新規開拓の営業活動は、あまりやっていない方
- ホームページは「あったらいいけど、今はなくても困らない」と考えている方
この記事では、「紹介のみに依存する経営」がなぜ危険なのか、そのリスクを分解して解説します。
私は過去5年間、大手企業で社内コンサルとして
数百人規模のさまざまなプロジェクトの業務改善をしてきました。
複雑な課題を紐解き、業務フローを整理する中で痛感したのは、
ある個人に頼った仕組みはいずれ破綻するという事実です。
紹介が止まったらどうしよう…と、困ったことになる前に、
まずはこの記事を読んで、現在のビジネスモデルに問題がないかを確認してみてください。
紹介は自分でコントロールできない
紹介は成約率が高い一方で、「顧客の質」や「案件の条件」を選べないというデメリットがあります。
仕組み化のプロの視点で見ると、紹介は以下の点で非常に脆いモデルです。
- 再現性がない
今月3件あっても、来月も同じ3件がある保証はどこにもありません。 - 質が選べない
「専門外だな」という案件でも、紹介者の顔を立てて断りづらい… - 拡大できない
売上を倍にしたいと思っても、自分の意思で調整することはできない。
来月は紹介が少なそうだから、そろそろ自分が動かないと…！
そう思った時点で、あなたはビジネスの主導権を失っています。
厳しい言い方をすれば、それは経営ではなく「ギャンブル」に近い状態と言わざるを得ません。
人脈が広いから大丈夫！は危険？
人付き合いには自信がある！みんな応援してくれているし、大丈夫だよ！
確かに、強固な信頼関係はあなたの財産です。
しかし、紹介してくれる方にも、その人の生活があり、ビジネスがあります。
彼らが忙しくなったり環境が変わったりすれば、あなたへの紹介は必然的に後回しになります。
相手の善意に「依存」し続けることは、長期的には相手への負担にもなりかねません。
紹介はあくまで「ボーナス」。「土台」にしてはいけない。
自分の意思でコントロールできない要素を、経営の主軸に置くことは非常に危険な設計である。
紹介が止まった時、あなたもビジネスは止まる
私が業務改善の現場で重視するのは、、最も重視するのは属人化の解消です。
つまり、特定の誰かがいなくても回る仕組みづくり。
紹介頼みの経営は、あなたのビジネスを紹介してくれる誰かに依存している状態と言えます。
では、誰にも依存しない仕組みとはどういうことでしょう？
集客の方法に置き換えて考えてみましょう。
- 紹介：その時々の他人の動きに左右される、一回限りのチャンス。
- ホームページ：24時間365日文句も言わずに、あなたの強みを説明し、アピールしてくれる
SNSでアピールしていれば十分？
SNSをやっているから、ホームページは無くても大丈夫！
そう感じる方も多いでしょう。
SNSでは、毎日投稿をし続けなければ、あなたの情報はすぐに流れて消えてしまいます。
あなたが動くのを止めれば、売上も止まる構造は変わりません。
これもまた、「あなた自身の努力や労働力」に頼った自分自身への属人化なのです。
SNS頼みの危険性についてはこちらの記事もお読みください
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自分が動くのを止めたら、売上も止まるという状態からは脱却する。
自分が寝ている間も、サービスの価値を正しく伝え続ける場所を持つことこそが、仕組み化の基本。
紹介 × ホームページの相乗効果を狙う
誤解しないでいただきたいのは、
「紹介集客をやめて、ホームページ集客に切り替えましょう」と言っているわけではありません。
むしろ逆です。
「紹介の威力を最大化するために、ホームページという拠点を用意しましょう」
というのが私からのご提案です。
誰かからあなたの紹介を受けた時、相手は高確率であなたの名前を検索します。
その時、きちんと整理されたホームページがあれば、サービスについて一挙に魅せることができます。
ホームページを正しく整えることで、紹介の流れはこう変わります。
- 信頼が裏付けられる
紹介された側は「本当にこの人で大丈夫？」と必ず検索します。
そこで整った情報を見せることで、「噂通りのプロだ」という確信に変わります。 - 説明の自動化
「料金は？」「流れは？」などの情報を、ホームページが代わりに伝えてくれます。
事前に理解を深めてもらえる上に、同じ説明をくり返す手間が省けて一石二鳥！ - ミスマッチの防止
あなたのサービス内容や想いをあらかじめ確認できると、
イメージのすれ違いを防ぎ、スムーズなやり取りにつながります。
ただ、ホームページといきなり言われても、困りますよね。
「今はうまくいっているし、まだ良いかな」 と感じるのが普通かもしれません。
しかし、売上が落ちてから慌ててホームページを作っても、効果が出るまでには時間がかかります。
ビジネスが順調な今だからこそ、それが持続するように、今のうちから取り組みましょう。
ホームページは、紹介を否定するものではなく、紹介の決定率を底上げする「受け皿」である。
まとめ
今回は、紹介に頼りすぎる危険性について、説明しました。
・紹介は、自分ではコントロールできない「一時的なボーナス」。
・ホームページは、24時間365日、あなたを支え続ける「資産」。
どちらか1つを選ぶ必要はありません。
紹介でビジネスが回っている今だからこそ、その余裕を「未来の安定」への投資に向けてみてください。
5年後、10年後もビジネスを続けていくために、今から「仕組み化」の一歩を踏み出しましょう。
- 自分の場合はどういう構成が必要なんだろう？
- 今の事業形態にリスクがないか整理したい
そう感じた方は、ぜひ当社の無料診断をご利用ください。
ホームページの話をする前に、
まずはあなたのビジネスの現状を整理し、必要な「仕組み」を一緒に考えましょう。
